筋トレ、フリーウエイトトレーニングには数多くの種目があり、種目名はトレーニングの対象となる身体の部位、基本姿勢、そして動きを表す単語の組み合わせによって構成されています。
カタカナ表記が多いので最初はわかりにくいですが、「身体の部位」「姿勢」「動作」「握り方」の基本的な用語を覚えることですぐに理解できるようになります。
身体の部位の用語
・チェスト(胸)
例:チェストプレス
・ラット(広背筋)
例:ラットプルダウン
・ショルダー(肩)
例:ショルダープレス
・リアデルト(三角筋後部)
例:リアデルトフライ
・バイセップス(上腕二頭筋)
バイセップスカール
・トライセップス(上腕三頭筋)
例:トライセップスエクステンション
・ヒップ(尻)
例:ヒップリフト
・レッグ(脚)
例:レッグプレス
・カーフ(ふくらはぎ)
例:カーフレイズ
・アブドミナル(腹筋)
例:アブドミナルクランチ
・トーソ(体幹)
例:トーソローテーション
≪合わせて読む↑≫
筋トレ姿勢の用語
・アップライト(垂直、直立)
例:アップライトローイング
・フロント(前、前面、前方)
例:フロントレイズ
・バック(背中、後ろ)
例:バックランジ
・ラテラル(横、側方)
例:ラテラルレイズ
・オルタネイト(交互の、互い違いの)
例:オルタネイトダンベルカール
・リバース(反対の、逆にすること)
リバースプランク
・インクライン(傾斜のついた姿勢、頭が上で足が下)
例:インラインプッシュアップ
・デクライン(傾斜のついた姿勢、頭が下で足が上)
例:デクラインプッシュアップ
・ベントオーバー(立位で上体を前屈した姿勢)
例:ベントオーバーローイング
・プローン(うつ伏せで横たわる姿勢)
例:プローンレッグレイズ
・シーテッド(座位)
例:シーテッドローイング
・ライイング(臥位、寝そべった状態)
例:ライイングトライセプスエクステンション
・スタンディング(立位)
例:スタディングカーフレイズ
≪合わせて読む↑≫
筋トレ動作の用語
・プレス(押す)
例:ベンチプレス
・プル(引っぱる)
例:プルオーバー
・ロー「ローイング」(引く)
例:シーテッドロー(ローイング)
・フライ(翼を広げて飛ぶような動作)
例:ダンベルフライ
・カール(巻き上げる)
例:レッグカール
・エクステンション(伸ばす)
例:レッグエクステンション
・レイズ(持ち上げる、拳上する)
例:レッグレイズ
・リフト(引き上げる)
例:デッドリフト
・アダクション(内転)
例:ヒップアダクション
・アブダクション(外転)
例:ヒップアブダクション
・ランジ(大きく踏み出す)
例:サイドランジ
・クランチ(かがめる)
例:アブドミナルクランチ
・ツイスト(ひねる)
例:アブドミナルツイスト
ウェイトの握り方の用語
・ミディアムグリップ/スタンダードグリップ(通常手幅の握り方)
例:ベンチプレス
・ワイドグリップ(広い手幅の握り方)
例:ワイドグリップベンチプレス
・ナローグリップ(狭い手幅の握り方)
例:ナローグリップベンチプレス
・オーバーハンドグリップ(順手)
例:ベントオーバーローイング
・アンダーハンドグリップ(逆手)
例:バーベルアームカール
・オルタネイトグリップ(左右の手が互い違いの握り方)
例:オルタネイトグリップデッドリフト
・ニュートラルグリップ/パラレルグリップ(左右の手のひらが向き合う握り方)
例:ハンマーカール
・リバースグリップ(通常の握り方とは逆の握り方)
例:リバースカール
・サムアラウンドグリップ(親指でバ―に巻き付ける握り方)
例:ダンベルフライ
・サムレスグリップ(親指をバーに巻き付けない握り方)
例:チンニング
・フックグリップ(親指をバーに巻き付け、人差し指・中指で覆う握り方)
例:デッドリフト
・スピネイトグリップ(動作の中で手首を回外させる握り方)
例:スピネイトダンベルアームカール
・ワンハンドグリップ(片手でウェイトを保持する)
例:ワンハンドローイング
・ピンチグリップ(握らずに、つまんでウエイトを保持する)
例:握力強化のウエイトトレーニング
≪合わせて読む↑≫
まとめ
筋トレを長く続けていると、さまざまな種目のトレーニングを行うようになります。特にフリーウェイトトレーニングは汎用性が高く、ひとつの器具でたくさんのバリエーションのトレーニングができるので効果的です。
トレーニングの姿勢や動作には一定のパターンがあり、そのパターンを理解することによって正しくトレーニングすることが可能になります。その第一歩が筋トレ・フリーウェイトトレーニング用語をしっかり覚えることなので、ここで紹介した基本的な用語は予習しておくとよいでしょう。