【スポーツメントレ】悩みを乗り越えるためにできること!

悩みがパフォーマンスにどう影響するのか、そして悩みを解決するために行うこと8つを解説します。

悩みによる負の連鎖

人は悩んでることがあると、ついつい頭の中でそのことを考えてしまいます。すると、集中力が途切れて、うわの空になってミスをしたり、大切なことをうっかり忘れたりすることにつながります。

心はモヤモヤとしてスッキリしない状態が続きます。目の前のやるべきことに集中して取り組むことができなくなり、トレーニングの成果を上げることができなくなります。そうするとさらに焦り、不安が増して、もっと集中できない状態へと陥り、負の連鎖にはまってしまうのです。

悩みはなるべく早い段階で解決することで、高い集中を維持し、トレーニング効果を上げ、ベストパフォーマンスができる状態を取り戻せます。

悩みを乗り越える方法を知る

人は、「こうすればうまくいく」という解決に至る行動が具体的になったとき、とらわれている悩みから解放されて、やるべき行動に集中することができます。

未来に対しても、解決できるという明るい展望を抱きながら、競技に打ち込むことができるようになります。

➊ マイナスをプラスとして認識する
選手たちの多くは自分の短所ばかりに目がいき、せっかくの長所を認識できていません。マイナスをプラスに認識するトレーニングをすることで、これまで短所だと思い込んでいたことが、見方を変えると実は長所でもあると気付きます。思考が柔軟になり、悩みを乗り越えていくスキルを身に着けることができます。

➋ 知らず知らずに設定した限界を超えていく
「自分はここまで」「この欠点があるから上へは行けない」と勝手に限界を決めてしまっている選手が多くいます。自分の中の制限を超え、目標を達成していくイメージを持てるようになるトレーニングや、自分に貼ってしまったマイナスのレッテルをはがし、プラスレッテルを貼っていくためのトレーニングが有効です。

➌ 目標達成までの道は1つではない
設定した目標がうまく達成できないときは、何度でも別の方法を試せばいいのです。しかし、最善と思う方法で失敗すると、そこで辞めてしまう選手が多くいます。大切なのは、「うまくいかないならば別の方法を試せばいい」と考えられることです。

➍ 自分自身で悩みを解決する
自分の頭の中で同じことをぐるぐると悩んでしまって前に進めなくなることがあります。そんなときは、質問の力で視点を変えることにより、新たな解決策を見出すことが可能になります。

➎ 人間関係の悩みを克服していく
チームメイトや指導者の言葉に傷ついたり落ち込んだりしてしまうことがあります。そんなときに、言葉の受け止め方を変え、心のダメージを回復するために、イメージの中のメンターに助言をしてもらい、自分に必要なメッセージを受け取っていきます。

➏ 試合前や試合後の心の状態を把握する
試合前には、緊張や不安、焦りを感じてしまう場面が多くなります。それぞれの場面に適した質問を投げかけることで心の状態を理解していきます。

➐ スランプや苦手意識を乗り越える力をつける
スランプに陥ってそのまま辞めてしまうスポーツ選手が多くいます。伸びる時期と停滞する時期を繰り返して成長していくという「成長曲線」を知ることで、スランプを飛躍のチャンスと捉えることも可能になります。

➑ 瞑想でコンディションを整え、ベストをイメージする
瞑想を日常に取り入れることは、心を落ち着かせて不安を払拭するだけでなく、集中力を高めたり、感情に振り回されなくなったりします。また、最高のパフォーマンスでプレーしている自分を何度も繰り返しイメージすることで、本当に自信がつき、成果を上げることもできるのです。

まとめ

スランプや挫折を経験したときに、そのまま落ち込むだけではなく、自分ができることをまとめることによって前に進むきっかけになります。

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