物事の視点を変えることによって、マイナス面をプラス面に変える方法について解説します。
物事の意味づけを変える
選手たちの多くは、自分の短所は自覚していないのに、短所ならいくらでも自覚しています。日本の教育は特に、できないところを指摘してそこを改善するように指導する方針が主流です。その結果として、自分の改善すべきところばかりに目が行ってしまうのです。
今まで「○○だからダメなのだ」と思い込んできたものが、「○○だからいいんだ」と思えたとき、はじめて自信を持つことができるようになっていきます。
ポイントは、頭で理解するだけでなく、自分で短所だと認識していることの意味づけを実際に変えてみることです。
マイナスのメガネで見ると、自分にとってつらいことや嫌なことも、プラスのメガネで見ると、嬉しいことやチャンスに変わります。
ネガティブ思考からポジティブ思考になる
すべてのことは、マイナス方向に意味づければ短所になり、プラス方向に意味づければ長所になります。短所の数だけ長所があることを理解することが大切です。
この意味づけを変えるのが「リフレーミング」です。
ピンチと思えることも、リフレーミングを活用すれば、チャンスという認識に変えていくことができます。ピンチだと認識するのか、チャンスだと認識するのかで、心のエネルギーは変わるのです。
意味づけを自在に変える能力が高まれば、悩みというものは存在しなくなります。繰り返せば繰り返すほど、思考は柔軟になり、気持ちを切り替える能力が上がります。
まとめ
すべてのことは意味づけを変えればチャンスになります。何度も繰り返しリフレーミングを行うことによって、思考をプラスにする能力が上がります。試合本番のピンチにも強くなります。
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