【スポーツメントレ】選手のやる気を高めるトーク力とは?

選手のやる気を高めるショートスピーチや怒りの感情を活かす方法について解説します。

モチベーションを高めるトーク

試合直前に不安そうな顔をしている選手たちに対して、試合開始前のたった数分で、選手たちにに闘志がみなぎり、試合本番で最高のパフォーマンスができる状態に切り替えられる方法があります。

ペップトークとは、スポーツの場面で生まれてた、短い時間で目の前にいる人をその気にさせる究極のショートスピーチです。

試合直前やハーフタイムで選手を送り出すシーンで活用されます。成功のカギは、ポジティブな言葉をインプットすることです。

成功のイメージを明確にし、心をわしづかみにしながらやる気を高め、何に意識を集中して行動すればいいのかを明確にして、背中をおします。

ペップトークの構成を理解し、伝えたいメッセージを整理しましょう。

実際にペップトークをつくってみましょう。

怒りを味方につける

常に穏やかで前向きな気持ちでいることは理想的ではありますが、相手に期待をすればするほど、そして真剣に向き合えば向き合うほど、どうしても怒りを感じてしまう瞬間があります。

期待を裏切られたり、当たり前と思うレベルの行動ができていないときに、期待が大きいほど、怒りを感じるのだと思います。しかし、そのまま怒りをぶつけても、相手に気持ちは伝わらないのです。相手は「恐れ」を感じてしまい、本意までは伝わりません。

怒りの感情を抑えられないときは、「怒りの火山」を思い出します。「怒りの火山」とは、怒りを火山の噴火に見立てたものです。

怒りに変化する前には、さまざまな気持ちや感情があります。それらが大きくなりすぎたときに、火山が噴火するように、怒りも噴火します。
噴火する前の段階にある自分の感情に目を向けて表現すると、怒りは噴火することなく、本当に伝えたいことを伝えられます。

例えば、悔しさ、焦り、不安、残念な気持ち、もどかしさ、はがゆさ、嫉妬、恐怖、拒絶された悲しみ、心配、寂しさなどさまざまな感情があります。自分の怒りの奥にある気持ちや期待に気がつき、その気持ちを伝えると、相手を受け取れるものになります。そして、そのメッセージによって相手に良い影響を与えることができます。

まとめ

ペップトークや怒りのコントロールを学ぶことで、難局を乗り越え、力を発揮できる状態に導くことが可能になります。

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